- 就職活動中で銀行にちょっと興味あるんだけど、銀行員に向いてる人ってどういう人なんだろう?
- 逆に銀行員に向いてない人はどういう人なんだろう?
- ついでに自分の適性を調べる方法や実際に働いてる人の口コミも知っておきたいな。
と疑問を抱えている方の悩みを解決できる記事になっています。
なぜなら、元メガバンク行員が銀行で3年間働いて、100人以上の銀行員と一緒に仕事をしてきたからです。
記事の前半では『銀行員に向いてる人・向いてない人の特徴』を解説しつつ、記事の後半では『自分の適性を調べる方法』『実際に働いてる人の口コミを知る方法』を具体的に解説します。
この記事を読み終えることで、『銀行員に向いてる人・向いてない人の特徴』を理解できるだけでなく、『自分の適性を調べる方法』『実際に働いてる人の口コミを知る方法』を理解した状態になります。
銀行員に向いてる人の特徴3つ!
銀行員に向いてる人の特徴は、「責任感が強い」「物事をコツコツ努力できる」「コミュニケーション能力が高い」の3つです!それでは1つずつ解説していきます!
①責任感が強い人
銀行は公共性がかなり高い部類の会社です。お客さんの大切な資産を預かっているので、万が一銀行員が横領や不正を行うと社会からの信頼を一気に失うことになるので法令順守やコンプライアンスにとても敏感です。
また、お金に関わる仕事なので、一切のミスも許されず、一円たりともミスを起こしてはいけません。
なので、「責任感が強い人」、「真面目で緊張感を持って仕事ができる人」が銀行員にかなり向いていると思います。
②物事をコツコツと努力できる人
銀行入行後は研修や資格試験が大量にあり、研修期間中は毎朝テストが実施されます。
支店配属後も定期的に社内試験があったり、金融の法改正や新しい金融商品の勉強会が頻繁に行われます。
また、法人担当の場合はお客さんの業界知識を深めるために、日頃から情報収集を行うことが必須になります。なので、銀行員は日常的に勉強する機会が多く、それをコツコツと努力できる人が向いてます。
逆にそれができないと、周りとの知識の差が出てきたり、お客さんとの会話が噛み合わなくなってくるので、居心地が悪くなっていくでしょう。
③コミュニケーション能力が高い人
銀行の営業では、個人のお客さんには投資信託などの金融商品を買ってもらったり、ファイナンシャルプランナーを紹介したり、法人のお客さんにはお金を借りてもらったり、グループ会社の証券会社を紹介したりし、お客さんや関係部署と調整する機会が多くなります。
また、案件を成約させるためには、交渉術や提案力・場づくり力が必要になってきます。
そのため、関係部署をまとめ上げ、お客さんから信頼され、お客さんに案件の必要性を納得してもらえることができる人=コミュニケーション能力が高い人は実績を上げることができるでしょう。
銀行員に向いてない人の特徴3つ!
次に銀行員に向いてない人の特徴になります!
それは、「年功序列で縦社会が苦手な人」「個性を発揮したい人」「経営に興味がない人」の3つです!それでは1つずつ解説していきます!
①年功序列で縦社会が苦手な人
銀行の組織文化は、まだまだ年功序列で縦社会です。
若手の内からどんどん実績を積み上げていきたいという人には少し窮屈に感じてしまうかもしれません。
優秀な営業成績を上げても、銀行内の規定の年次までは同期と給料は変わらず、ボーナスが数万円程度変わるくらいです。最速で役職が付くのは入社から7年はかかります。
また、上司や先輩の指示は絶対なので、体育会系のノリが苦手な人には向いてないです(最近では徐々に体育会系の文化はなくなってきてはいますが、、、)。
そのため、金融機関で早く実績を積み上げて出世したい人は、実力主義の外資系金融機関を目指した方が良いでしょう。
②個性を発揮したい人
自分の個性を発揮して、自分で仕事の進め方を決めて行きたい、という人は銀行員に向いてないと思います。なぜなら、銀行は業務の遂行に対して色々なルールや決まりごとがあるので、「決まったやり方」をすることが求められるからです。
お金を取り扱う業務なので法令順守が徹底されていて仕方ないと言えば仕方ないのですが、人によってはそれが窮屈に感じてしまうでしょう。
ルールを逸脱すると、反省文や始末書を書かされますし、銀行ではとにかく正しい手順で仕事を進めたかどうかが重視されます。
自分のやり方や裁量で仕事を進めたいという人には辛い環境ですよね。逆に、決められたことをきっちりと遂行することが苦にならない人には向いてると思います。
③経営に興味がない人
銀行員の代表的な仕事のひとつに、企業や個人への「融資業務」があります。
融資というのは、お金を貸した見返りとして、返済時に利息を支払ってもらうことで銀行としては利益が出るのですが、当然返済してもらえる見込みがなければ、銀行は大損失を被るため慎重に融資の有無を決める必要があります。
この判断を行うためには、財務諸表や今後の業績見込み・事業計画の資料上でのチェックはもちろんですが、銀行員自らが企業や個人を直接訪問して、経営状態を確認したり社会の経済状況を鑑みたりして、将来性を判断しなければいけません。
融資を行うか行わないかで会社の将来も決まり、責任の重い仕事ですのでそもそも経営に興味がない人が行うには辛いかもしれないです。逆に経営に興味がある人は知識を活かす大きなチャンスがあります。
まずは自分の適性を知る!
就職活動で大事なことは、自己分析を行い、自分にピッタリの仕事を見つけることです。そのため、まずは適性診断を行い自己分析をしましょう!自分の適性を知る方法はたくさんありますが、ここでは私が参考にしていた性格診断サイトとオススメ本を紹介します!
①性格診断サイト:「16Personalities」
https://www.16personalities.com/ja
無料で利用できるものとして、マイナビやリクナビなどの就活サイトの適性診断がありますが、個人的に参考になった性格診断テストが「16Personalities」です!
「16Personalities」は「ちょっぴりゾッとする」と言われるほど、精度の高い診断テストです。
なぜなら、MBTIという心理学に基づいた性格検査をベースにしているからです。ちなみにこの診断テスト、全世界で2億回以上受けられているそうです。
質問は60問で5分ほどで終わります。会員登録なしで、無料で診断できるので是非受けてみましょう!
②オススメ本:さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 〈ストレングス・ファインダー2.0〉
本書は自分の強みを知り、どんなことに向いているかを探すための一冊です。
世界中で実績のある「ストレングス・ファインダー」という自分の強み5つと強みの活かし方がわかる診断テストへのアクセスコードが付いてきます。
質問は約180問あるため、精度はかなり高く、とても参考になりました!
③就職・転職クチコミサイト:「OpenWork」 (旧Vorkers)
自分の適性が分かったら、実際にその企業で働いたことがある人が書き込んでいる口コミを見て、自分に合っているかどうかをチェックしましょう!
こちらは口コミ数880万件、求人件数10万件、登録ユーザー数340万(※2020年1月時点)と国内最大級の情報量を誇る社員口コミサイトです。
20代の口コミ数が多く、新卒入社後の口コミも多く掲載されているので、入社直後の会社のイメージを掴めると思います。
また、「働きがい」「待遇面の満足度」「20代成長環境」などの項目別の企業ランキングも掲載しているので、是非一度チェックしてみましょう!
無料の会員登録で閲覧できるのは、1項目につき1つの口コミだけですが、以下の条件のいずれかを満たせば、すべての口コミと評価スコアを閲覧することができます。
まとめ:銀行員に向いてる人・向いてない人
いかがだったでしょうか?
銀行員に向いてる人・向いてない人を解説しましたが、まずは自分の適性を診断し、社員の口コミを見て、自分が銀行員に向いてるかどうかを判断してみましょう!
- 銀行員に向いてる人:【責任感が強い】【物事をコツコツ努力できる】【コミュニケーション能力が高い】
- 銀行員に向いてない人:【年功序列で縦社会が苦手な人】【個性を発揮したい人】【経営に興味がない人】
- オススメ性格診断サイト:16Personalities
- オススメ本:さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
- オススメ社員口コミサイト:OpenWork